MEMOLOG

ただひたすらにめも

明治座 四月花形歌舞伎

今更だけどさらっと感想。

花形歌舞伎、昼の部を観劇。このくらいにはウラシマのチラシとか出てるかなあと甘い期待を抱いたのですが甘かった。

 

芦屋道満大内鑑 葛の葉

女房葛の葉/葛の葉姫 中村 七之助
安倍保名 中村 梅枝
柵 中村 歌女之丞
信田庄司 片岡 亀蔵

狐かわいいよ狐。

はやがえやら書道やら大変そうでした。これ観た後にくにくに展を観たらちょうどこの書道シーンの浮世絵があってまじタイムリーでした。

 

末広がり

 

太郎冠者 中村 勘九郎
万商人 中村 国生
宝斉娘福子 中村 鶴松
分限者宝斉 片岡 亀蔵

扇子なら扇子って言えやって話だけどこういうのやっぱりすき!

勘九郎さんこういうのがやっぱり似合うなー。

 

女殺油地獄

 

河内屋与兵衛 尾上 菊之助
お吉 中村 七之助
豊嶋屋七左衛門 中村 勘九郎
太兵衛 坂東 亀寿
芸者小菊 中村 梅枝
小栗八弥 中村 萬太郎
おかち 坂東 新悟
白稲荷法印 市村 橘太郎
綿屋小兵衛 片岡 松之助
河内屋徳兵衛 嵐 橘三郎
おさわ 上村 吉弥
山本森右衛門 河原崎権十郎

 サイコパス! こわいサイコパス

でも殺害シーンって恐ろしくて滑稽なのにどこか美しさを感じるのはなんでなんだろう。

 

 

観劇>1789~バスティーユの恋人たち~

 岡ペイロール様に踏みつけられる古川ロベスピエール様の舞台写真を売ってください(遺言)

 

 

いやあなんというか、なんだろ。もうひたすらに楽しかったの一言でした。たのしかった!!!!! ベルバラ+レミゼ革命部分って感じかなー。楽しかった!

ロナンはほんとミュ男子ありがちな屑だしマリウスタイプだなあと思っていたらまさかのガブローシュで驚きました。壁を登って爆薬(庫を守ってるオランプのパパ)を持ってきたところで岡ジャベール幸二郎様演じるペイロール率いる銃兵に射殺されるってほんともう、ロナンってガブローシュのおじいちゃんかなんかなん? 悲しいシーンで涙も滲むんですけどガブローシュ感が凄くて。

でも父を失って土地を失って兄妹二人きりになったのに妹を置いてパリに出るとかただの屑である。それで妹が娼婦になったら怒るってお前、ほんとお前な! とちょっと正座させたい。農民馬鹿にすんなといいつつ娼婦を下に見ているあたりほんとアレなんですよねえ。いや、妹はお前のせいだしたぶん他の娼婦もそんな境遇の子たち結構いると思うんだけど。そして自分は仲間たちと革命しようと奔走している、と。それはソレーヌもブチ切れですわー。

そして逆にダントンの株があがる。娼婦をほんとに好きになってカフェの職を紹介するとかまじかっこいいわー。なんというイケメン彼氏。モテないとか絶対嘘だろ。割とガチでモテるタイプだと思うんだけど。バレンタインとかでロベピとかデムーランのが貰うチョコの数は多いんだけどダントンのほうが本命チョコが多いって感じ。あ、でも本人がどうせみんな義理チョコだろ! とか思ってそう。ダントンまじ素敵。(妄想)

あとダントンを演じるのが上原アンジョルラス理生さんのせいで段々ダントンがアンジョルラスに見えてきました。市民よ武器を取れと鼓舞して市民が立ち上がってくれてよかったね! あと歌の説得力が半端ない。印刷所でロナンたちを革命家たちで説得するシーンなんかほんと凄かった。わたしはもう革命うおおおおおお! ってなるわアレ。逆にロベスピエールさまとデムーランは説得されねえよこのブルジョワが! ってなるんですけれど、それもまた1789以後の史実を鑑みればそうなるのも当然な気もする。

デムーランはなんていうか、いい子なんだろうなあ。と思ってしまう。いい子って表現が一番かな。いいとこの子で、優しい両親に愛情いっぱいに育てられました感がすごい。優しいいい子で、ロナンに俺たちは兄弟だって言ってるその言葉に全く嘘はないと思う。農民も市民も互いに手を取り合っていい社会を作りたいと本当にそう思ってそう。ロナンともほんとに友達っぽいし友達たくさんいそう。

ロベスピエールの場合は友達デムーランしかいなそう。たぶんロナンのことも農民だと思ってるし、言葉では兄弟って言っているけれど心の底では蔑む心も持ってそうな気がする。それでも手を取り合って、みたいなことはちゃんと考えていそうなんだけど、なんだろ、それでも信じてはいないというか。ロナンとも友達ではなさそうな。仲間だとは思ってそうではあるけれど。以後のロベスピエールが何をするのかを知っているからそういう風に見ちゃうのかもしれないけど。あと球戯場に行こうとか言い出したときはうっかりふふってなりました。

 

舞台見たっていうよりライブを観た感覚のほうが近いのかな? なんとなくアイドルのコンサートを観ている気分になったりもしました。アントワネットさまは清純派アイドルでソレーヌはセクシー系アイドルね! 秘密警察はバラドル(死語)で革命家は男性アイドルユニットね。古川くんのアイドルユニットのセンター感すごかった。ばりばり踊るしコートの裾びらびらだしなにより顔面。顔面まじつよい。二階席でも伝わってくるあの顔面の麗しさ。まじアイドル。

 

もうむしろアリーナクラスの会場でペンライトを振りたい。マリー・アントワネット登場シーンできゃあきゃあしたいし、上原アンジョルラス理生演ずるダントンに「市民よ武器を取れ」って言われてサイリウムを振り上げたいし、岡ペイロール様に踏まれる古川ロベスピエール様にぴぎゃりたい。あとペイロール様には踏んでうちわと鞭でうってうちわを振りたい。

 

なんというか、うん、帝劇の世代交代が進んだなあという感。去年のエリザもそれはあったんですが、この1789で確実になったような気がした。

 

 

 

 

 

観劇>晦日明治座納め・る祭上映会

マチソワしてきました。

納祭こじらせて帰ってきました。

 

いやまじこれほんとやばいやつでしたわ。やばいの一言。

 

上映会というもの自体始めてだったんですけど、ゲキシネみたいなものなんですね。ゲキシネよりは加工すくなめでわりと舞台そのまま見せてくれてた。なるほどこれが上映会か。

そして開始前にURASIMA宣伝で滝口幸広がでてきたんですけどなんかあまりのもナチュラルすぎて納祭本編見終わるまで滝口幸広がこの舞台に出ていなかったことに気づかなかった。滝口恐ろしい子。そんなわたしは納祭新規。あれれー、おかしいなあ。最近るひまさん関係のDVD漁ってた弊害です。

幕間でぼくとしょの開催も発表されたんですが割りと会場と同じテンションできゃあああ! って出来たのがうれしかったです。ええ、GWセールでぼくとしょの1と3買いました。2も近々買います。せんせいさようなら、みなさんさようならができて楽しかった! 昼はあばよならだったけど!

そして同時にわたし12月観たい舞台多すぎで破産するんじゃないかと思った。原田先生楽しみだし絶対みたい!

 

ラストまで全部わかった上で見たので一幕から既に涙腺崩壊でした。そしてアラハバキさまの序盤のセリフを聞くとやっぱり私は人は忘れるを思い出す。というか頭で男爵夫人がうたいだす。香寿男爵夫人verでした。てかこの曲全体的にアテルイにも田村麻呂にも合うとおもいます。

うっかりスルーしてたのかなんなのかアテルイがシンバやってたんですね。オリジナルキャストの方今度海獣の王やりますよね。っていうかわりと近くで公演期間中ですよね。千秋楽の挨拶でもう次はミジンコしかないって言ってたけので海獣の王がミジンコの可能性が出てきた(ない)

あと母礼さまの乾杯の音頭のときの上から母礼にうっかり笑ったのでこれ言ったひとありがとう。上から母礼ってゴロいいな!

田村麻呂のまんとばっさああああああが省かれていたのがちょっとショックではありましたがラスト周辺の表情がばっちりあったからよし。あ、でも二幕で弟麻呂が田村麻呂に君変わったねーってお話してるところの綿麻呂ちゃんの表情ももうちょっとこう、くれ。まじくれ。でも田村麻呂の表情もいいよいいよー。すごくいいよー。綿麻呂ちゃんの「どうしてこうなっちゃったかなあ!」のところの表情とか最高だし別離のときの表情もほんと拗らせる。私拗らせる。拗らせた。

あとエチュードのときの元基くんが兄モード抜けてただの平方元基だったのがくっそかわいかった。かわいい。かわいい。なんでラーメン屋の厨房って言ってるのにクオリティの低いえなりを出すんだ。なんだろこれ天才かな?

 

あとリーディングの感想。

>おそろしい化け物

ラストの母礼のセリフでふぁ!? ってなった。え、今なんつった? え、これフラグだよね?????

田村麻呂さんは人の心の声が読めるけど人の心の機微がわからないっていう、ラストのあたりでアテルイから言われたことの反復、というか答え合わせってかんじかなー。と思ってたらのけぞったわ。

 

阿弖流為のこと

あああああああああああああああああああああああああ

ふらぐううう。確かに本編でもフラグは立ってた。

おそろしい化け物→阿弖流為のことって順番かなあ。田村麻呂つらい。ちょうつらい。でも彼は引き続き桓武天皇に従って生きていくんだろうなあ。つらい。まじつらい。

 

>朝廷貴族の日常

きのこかわいそう! かわいい!!!!

るーちゃんブログにテキストのった! かわいい!!

わたしまじ朝廷側すき。

 

大阪のほうはいけなかったんですが綿麻呂ちゃんの独白がブログに載ってて死ぬかと。アテルイくんとモレくんも死ぬかと。円盤はよ! 円盤! でもその前に上映会凱旋あるんですね。行きます。

ただ三上真史がツイで納めたって言ってたからもしかしてキャス登壇なしなのかなあ。でリーディング映像流れてウラシマ宣伝とかな気がしてきた。それでも行くけどねー。その場合原田くんとサカケンさんもお願いします。(妄想)

 

 

 

 

観劇>アルカディア

アルカディア初日見てきました! 

アルカディア初日且つねこひた三上真史初回だったので一日で綿麻呂ちゃんと田村麻呂さま両方堪能したことになりますね!一人はテレビだけど!一瞬本気で神奈川行くことも考えたけど正気に戻ったよ。

最近何の感想を書く時も三上真史を絡めている気がする。そのくらい三上真史が好きです。腕時計に目を落とす仕草が好き。



そしてアルカディア

わたしこれすき。見終わって最初にツイッターで呟いたのがこの一言。わたしほんとにこれ好き。

とりあえず洋書をAmazonさまでぽちった。読めるのかな!?知らないけど!

非常に物語の構造としてよく出来ているので文字として見たくなる。たぶん気づいていないいくつかの伏線もあるんだろうなぁ。

すべてラストシーンのための三時間だった。

それにキャストがあてがきかと思うレベルでぴったりすぎた。なんだこれ最高。

あと、フーコーの振り子を再読したくなった。



ここからはネタバレしかない感想です。



19世紀と現代が交差して、古典数学と現代数学やカオス理論やらアルゴリズムやら或いは英国式庭園なんかが飛び交うけれども結局は少女トマシナの恋のおはなしだった、と私は受け止めた。

物語のラスト、トマシナと家庭教師セプティマスのワルツのシーンのあの多幸感。すべてがそこに収斂していく快感が本当に凄かった。あと芳雄さんのワルツぱねぇ。やべぇ。ぱねぇ。語彙がねぇ。

だってねぇやばいんだってあの人が十九世紀の服着てワルツを誘うポージングとかまじやばいんだって!ただの十九世紀の貴公子だから!やっぱりプリンスはダンスに誘うのがお上手ですね!すき!!!!!きゅんきゅんするわばか!

大体年上のインテリで毒舌家でそこそこかっこ良くてちょっとエロい家庭教師ってお前そりゃあお嬢様も恋に落ちるわ!配役完璧だな!すき!!最初はまともに感想書くつもりだったけど結局はここだわ。芳雄にブーツフォーエバー。あとロングコートも最高。前田文子さんありがとう!あなたもよく働きますね!ってかよしおにワルツなんて踊らせたらただのプリンスだし初恋メーカーだわ!すき!!あと人妻寝とって決闘とかめっちゃデジャビュだったよ!で、オーガスタスくんとどんなお話ししたのか詳しく教えてくれないかな!?私十九世紀のイートン校からのケンブリッジには多大な誤解と多いなる偏見を抱いているからね!?


えと。まじめになるね。

この時点でトマシナがこれからどうなるのかは現代の視点で語られているし、セプティマスがどうなるかも同様に暗示されている。だからこそ、この二人の幸せそうな楽しそうなワルツが本当に尊い。トマシナの幸福の絶頂。そこで幕が降りたことがほんとうに幸いだし、うん、ハッピーエンドだったと思う。

ワルツのように物語の構造は円を描いている。ループではないし、不可逆性を保ったまま、回っている。

一度失われたものは戻らない。熱が冷めることと同じように。熱量は戻らない。けれど彼女は回ってる。彼女が証明した理論とは全く違う場所で彼女が回り続けている。その証明が現代パートだった気がした。

彼女の小さな痕跡が現代に及ぼしていくつかの事件を巻き起こす。同じ場所で、時代を超えて。そして結局やっていることは一緒。


ほんっっっとによく練られた物語だった。トム・ストッパード頭良すぎ。数学的なあれこれではなく物語の構造としてめっちゃくちゃよく出来てる。会話劇の伏線と構造がぴったりがっちりはまる感じって、ミュージカルでいうリプライズがはまる感じに凄く似ていると思うんですよね。同じ旋律を別の場所で別の人間が奏でることによる効果。それがもうぴっったりくるとほんっとゾクゾクするんだよなぁ。

それと前半、一幕部分ではフーコーの振り子を思い出した。ミステリ風要素はこの辺りかな? あれはまたこのアルカディアとは違うんだけど、小さな痕跡に多大な意味をつけるっていう部分と衒学的な部分とが私の中で繋がっちゃったのかな?


堤さんはもうほんと堤さんでした。安定の堤さんだしかっこいい。ロンドンでセックスしよう、みたいな台詞がまじかっこ良くて行く!ロンドンいく!ってなった。あーもーほんとうまいなぁ。女ったらしで自信過剰でちょっと情けないのに愛らしい男。ほんと堤さん。


寺島さんは結局逆ハーなのかなってちらっと思ったりなんかした。いやぁ安定だわー。堤さん以上に安定。


浦井さんはもうね、好き。かわいい。好き。亀と戯れる浦井さんかわいい。あとあの優しい声ね。好き。


趣里さんはかわいいね。天使だね。ラストシーンの白いワンピがめっちゃかわいくて心臓もってかれました。


あと安西くん。彼凄く重要なパートを担っていたのでファンはこれ見た方がいいよ!私まだこの子の役柄までちゃんと考察っていうか頭の中で纏めることが出来ていないので言語化不可能だけど彼が二つ時間を繋ぐ重要な人間でした。

時間軸と空間軸の役割、かな?なんかなんだっけ?時間でうんたらってなんかなかったけっけ?時間軸を取っ払えば同一空間に幾多の時間の出来事が現れる的なやつ。星の数ほどでなんか聞いたような記憶がないようなあるような。もしかしたらなんか違う本だったかもだけど。


とにかく!面白かった!すき!

もう一枚確保してるけど立見でチケット増やそうかなぁ。


王家の紋章の平方元基麗しすぎる問題

http://community.pia.jp/stage_pia/2016/04/oumon2016-5.html#more



え、なにこれ美人すぎじゃね?え?ほんとにこないだのル・リアン出てた人?え??まじ??


ビジュアルが出た時から平方イズミルの美貌にくらくらしていたんですがげきぴあさんのインタビューでもほんと美しすぎてやばい。


公式サイトでも動画がアップされていましたが、とりあえずイズミルについて平方元基が聡明さ、宮野真守が美しさを一番にあげていたのに色々思うことがあったりなかったりした。


浦井宮野平方伊礼トークショーとかないかなー。そんなんあったら万難を排して行くのに!

観劇>SHOW ル・リアン

初っ端から余談ですが六義園で枝垂れ桜を見てから銀河劇場行ったんですがもういっそ六義園皇居東御苑泉岳寺→銀河劇場にすれば良かったかなってあとあと思いました。ちょっと疲れ果てるかなぁ。でも銀河劇場は外したとしてもこの一連はいつかやりたい。私はどんだけ大江戸推しなのか。田村麻呂さま巡りもいつかやりたい。二重の意味で。

六義園の設計が柳沢吉保って書いてあるのを見てつい趣味の園芸って思ったのは私が三上真史推しだから仕方ないんです。

あ、ル・リアンの私の目当ては大貫くんと寺元くんです!これ主張するから!


てことでSHOW ル・リアンを見てきました。

ストーリーは(ほぼないけど)オーソドックスで特に捻りなくストレート。引きこもり少年の自立。ちょっとこれ神隠しなんじゃね?と思わなくもないけど。

もう清々しいまでに分かりやすいけどその分かりやすくて平坦な予定調和がむしろ快感になるレベル。子役の力すごい。あと村井良大の小芝居ね。小芝居上手いな!知ってたけど!

村井くんはマホロバとRENTで見たけど今回が一番あってたような気がする。ただの村井良大感もあるけど。


知名度のあるオーソドックスな曲が目白押しなのはいいとして君の瞳に恋してるはほんとただのジャージーボーイズすぎて日本版のPVを思い出してしまった。つかまんますぎません?

平方くんの甘い声好きだなあ。子役との絡みはほぼただの平方元基だったような気がする。というかこの芝居にキャラは存在しているのか。あと平方君が最初にかっこいいと思ったゲゲゲの鬼太郎の曲ってなに?吉幾三?ちょっと気になるんだけど!

うーん。MCと次期MC以外は特にキャラなかったんだろうな。それもまたほぼないに等しい気がするけど。

途中で一発芸のコーナー(ただしくは特技を披露するコーナー。特技に合わせてピアノで即興で曲をつける)が入るんですがそこではほんとただの俳優でした。本名で呼ばれてたし。

多分この一発芸のコーナー(ル・リアン学園)は日替わりっぽい。正直一番楽しいコーナーでした。

正直、る・コンばっかり最近見ていたせいで最初のチャイムで僕等の図書室しか出てこなかったけどね!


私が見た回は松原さんと大貫くんと村井くんが当たって一発芸を披露していたんですが、とりあえず村井くんは一発芸っていうかただの駄洒落➕ピアニストへの無茶ぶりだったような気がした。大貫くんと松原さんを見習って! 結局ピアノの奥田君がノルウェーがわかんなくて失敗してたけど!今度はサーモンを奏でさせてね!かわいい!(結局かわいい)

大貫くんは三回転からのけん玉(失敗)でした。かわいい。曲がちょっと緊張煽る感じでダメ出ししてたのも可愛かった。とりあえず可愛かった。もうこの子の言動が割とツボに入るんだけど!

松原さんは架空の敵とたたかってました。かわいい。どうしようこのおっさんかわいい。

ほんともーここ楽しかった。ほぼ記憶がここしかない体たらく。メインキャストがきゃっきゃっしててほんとかわいかったー。語彙はない。寺元くんの一発芸がみれなかったのが無念。




で、事前のインタビューなんかを読んでいてもうめっちゃくちゃユイットを思い出す感じだったんで比較しますね。どうしても頭からユイットが離れなかったから。


ショーの演出としてはユイットのが良かった。と思う。かけれる予算も違ったんじゃないかな?世界観の構築とショーの融合っていう意味ではユイットのがいい。個々人の見せ場もユイットの方があった、かな?ここは私が主演ファンだからなんとも言えないところ。

ちゃんとキャラがあったのもユイットかな。ユイットはキャラありきの上でフリートークのコーナーでのキャラ崩壊が楽しかったんですよね。ル・リアンはただの本人だった。そしてそれが可愛かった。かわいいは正義

で、逆にストーリーはユイットが厨二溢れるメリバエンドだったのに対してル・リアンはストーリーほぼ無いけど予定調和なぶん飲み込みやすい。ほぼ無いのが逆に良かった。あと子役の力。子役の力すごい。(二回目)


とりあえず思ったのは、こう、ショーのメインと集客要因はイコールであるほうが健全なのかなってことでした。

いえ、村井くんは確かにメインだったんですけどね。そしてHIDEBOHさんも素敵だったんですけどね!


あと村井君はミュージカルスターになるよりもストプレのがみたいかなぁ。コメディとかがいい!

スキルあるからミュージカルにってなるんだろうなー。

今度やるミュージカルがラブコメらしいんだけど、もしもミュージカルやるとしたらそういうのがいい気がする。DLLでもいいねって一瞬思ったけど足と身長があれだった。相手役が昆ちゃんならいけるかな。

とりあえずグランドミュージカルではない。あと10センチ身長があったら1789もあり得たんじゃないかなぁとは思うけど、もしもあと身長が10センチ高くても私はストプレで見たいと思うだろうな。


観劇>乱鶯

うっかりチケット取っちゃった。今年の目標は一月四演目までにセーブすることです。四公演じゃないところがミソ。


乱鶯観てきましたー。

新感線なんだけど新感線っぽさが薄かったかな?普通に時代劇。これがブラックか。


いのうえ歌舞伎<黒>と銘打たれているくらいなので、いままでの新感線とはまた別のものということですが、確かに別のものでした。普通に時代劇してた。佐伯泰英長編時代小説の舞台化って感じ。佐伯泰英読んだことないけど。


掲載誌が違う感じ、みたいなことを雑誌で古田新太が言っていたのをちらっと見たんですけど、ほんとそんな感じ。ジャンプとウルトラジャンプみたいな感じ?あ、チャンピオンとチャンピオンレッドのがいいかな。

ある意味逆に攻めているのかもしれないです。この普通の時代劇。

まあ正直普通の時代劇見るなら新派見るよな、と思ってしまったことは否めない。ただこういう攻めの姿勢は好きです。

あとつまらなかったわけでは決してない。ラーメン食べに行ったらうどん屋になってて吃驚したって話です。


詳しく感想書くとまずカテコで大東駿介くんがでとちってました。主演出てきてから最後にすっごい走ってきてて笑った。やだこのひとかわいい。


ここからネタバレ。



お話としてはかつて鶯の十三郎として名を馳せた盗賊、今は命の恩人の店で堅気として働いている主人公が自分の恩人の息子のために大店に入り込んで、その大店に押し込みを働こうとする盗賊から押し込みの日取りを聞き出して恩人の息子の手柄にしようとするも、最終的に恩人の息子も大店の人間も全員死にましたっていう確かにブラックなお話でした。

ってかさらっと書くとほんとひどいなこれ。

まあ、みんな死んじゃいましたオチは嫌いじゃないし予想してたけど。


古田新太はやっぱりかっこいいなぁーってのが一番の感想。そしてやっぱり粟根さんと古田さん、橋本じゅんさんと古田さんのやりとりがすごい好きー。この三人が出てくると無条件で楽しくなる。あ、三人は揃わないんだけど。


観ていて吃驚したのは、恩人の息子とちょっといい感じっぽくなる女の子がいるんですけど、この子絶対盗賊と通じてるだろと思ったのに通じてなかった。少なくともそんな描写はなかった。まじでか!絶対盗賊だと思ってたよ!もしくは恩人の息子の方が実は別人パターンも考えてたよ!

でもこの肩透かし感も時代小説っぽいです。私あまり時代小説は読まないけどたまに読むと絶対裏切りそうだなって思ったひとが普通にいい人で終わることが多い。


でも疑問点もあって、十三郎が押し込みの日取りを聞き出してその日に捕物を計画してるって話が、なんで盗賊にばれたんだろう。

いや、その前に十三郎が盗賊時代に瀕死にまで追い込まれた奉行所の人に再会してはいるんですが、その人は多分十三郎がかつて自分が追い込んだ盗賊の頭目であるってことは、十三郎の恩人の店で女将と喋るまで気づいていないっぽい。そこであれってなってる描写はある。

うーん。考えられる点でいえば、呉服屋の女将から奉行所の人、そこから押し込み予定の盗賊頭目かなぁ。頭目も十三郎が押し込み予定を店の人間に漏らしてるとは確信してない感じだったし。


第二の疑問点は、どうやって盗賊たちは店に押し込んだのか。

店の内側から鍵を開ける役割の引き込み役が欲しくて十三郎に声をかけたのに。盗賊が押し込みを計画していることが分かってるのに鍵を開けっ放しには普通しないだろうし。っていうかそれを言ったら日取りが分かったからって警備を緩めるのがまずありえないんだけど。そこは大事をとって備えるだろ。

ここから、私は同じく新米で店にやってきた女の子が引き込み役だったんじゃないかなー、と思ってました。店の人間が惨殺されている場所にいなくて都合良くはぐれていたし、そもそも普通は女中がうろうろしない場所にいたりもしたし。

でも作中ではその辺り何も語られていないんですよねー。うーん。わからん。


まあ、その辺も含めて時代小説の舞台化、って感じかなぁ。時代小説って中高年のラノベだし(*個人の感想です)新感線の路線とはまあ近いものではあるのかな?



そしてついでに阿弖流為の前売も買ってきた!

立烏帽子さままじ美人!!ほんとは田村麻呂さまと阿弖流為も欲しかったけど我慢した。でもコンプリ魂が疼くー。

納祭では田村麻呂様派ですけど阿弖流為は立烏帽子様派です。